発達障害の人にとっての音とマルチタスク思考について
どうも、えっちゃんです。
発達障害を抱えている人は、総じてマルチタスク的な思考をすることが苦手と言われています。
シングルタスク的な「聞く」という動作
聞こえる「音」についても脳内で優先順位をつけることが苦手らしいです。
喫茶店で人と会話している時を例にすると、
“相手との会話”という最優先情報と、“隣の席の会話や音、店内のBGMや店の外から聞こえる車の音やサイレンの音”などのいわゆる雑音が全て同じプライオリティ(優先順位)で聞こえるらしいです。
なので脳に入る情報が多すぎてパニックになったり疲れてしまったりするそう。
これらの「音」が苦手な人はノイズキャンセリング機能がついた機器を使うことで落ち着くことができるといったことがあるそうです。
最新のものでは会話とかはよく聞こえて雑音をカットしてくれるといったものもあるみたいです。
(NHKの発達障害特集で放送されていた情報)
うちの息子は?
前置きが長くなりましたが、うちの子はそうじゃないんです。
「そうじゃない」なんて発達障害なんて100人いたら100通り違う症状なんだから当たり前じゃん!なんて張り倒されそうですが、息子は同時進行的に情報(というか音?)を処理しています。
タブレット端末3台を同時使用してYouTubeの別々の動画を観たりゲームをしたり、それと同時にSwitchをやったり、それでいてテレビを観たり…
そっちに夢中になっているかと思ったら大人の会話をしっかり聞いていたり。
ひとつでも取り上げようとすると怒ります。
テレビを観ていないだろうとチャンネルを変えても怒ります。
なぜそれができるのかはわかりません。
『息子の特性のひとつ』なのかもしれないし、特に僕が思うほどの意味はないのかもしれません。
でも親目線で毎日様子を見ていて、情報を同時処理しているように見えます。
謎です。
子供にYouTubeって。
『デジタルデバイス漬けの生活をさせないようにしましょう』なんて指摘はわかります。僕だってそれには同意です。
でも息子にとってYouTubeを観る、ゲームをする時間は生活リズムを作るにあたって必要な時間のようです。
ほとんど喋れなかった息子がYouTubeを観ることによって語彙力が飛躍的に向上しているという側面もあります。
コントロールが難しいところです。
世間的にはYouTubeを魅せてほったらかしにしている“ダメ親”なんだろうなとも思います。
ほったらかしというか、息子はパパをコントロール下に置きたいのか「そこに座ってて!」と指示を出して干渉を嫌います。
もはや何もできないです。ポイポチブログの下書きするくらいw
違う部屋に行こうとすれば「どこに行くんだ!」息子に近づけば「そこに座って!」無視すれば癇癪を起こしたり。
そうするとほったらかしが最適解になってしまうんですよ。それが正しくなくても。
おわりに
なぜ息子がマルチタスク処理ができるのか。理由は全くわかりません。
息子の能力なのか、ただ色々と囲まれていないと不安なだけなのかもわかりません。
これが将来、息子にとっての武器になるのか弱点になるのかも今はまだわかりません。
「わかりません」ばっかり書いてますが、発達障害そのものが「わかりません」ばかりのことなんですよね。
難しいし、答えは無いし、でも向き合っていくしかないし、頼れるパートナーはいないし、難しい(´・ω・`)
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